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酪農体験談

ホームスティを終えて

東京都 世田谷区 續 ユキ子さん

 北海道で行ったことがあるのは札幌と函館だけ。

 酪農をするのも牛を近くで見るのも初めて。

 ホームステイ経験なし。ついでに免許もなし。そんなダメダメな私を受け入れてくれたのは原井さん一家でした。

自宅と10度以上気温差がある別海町で過ごした2週間。酪農体験ホームステイで感じた事はたくさんありました。

 まるで違う生活サイクルに戸惑ったり、牛たちに「あんた誰よ」みたいな視線を浴びせられたり・・・。

 そんな中で私がはじめて牛舎に行った日に生まれた子牛がいました。

 うずくまってばかりでミルクをやろうとしても逃げ出すくらいの臆病っぷり。私も子牛もどうしていいかわからないもんだから2人であたふた。

 それでも段々と飲むミルクの量が増えて私の姿を見て嬉しそうに立ち上がった時には、それはもう嬉しかった。

 その頃には私をにらんでいた牛達が横を平然とすれ違うようになり、私自身も牛になれていました。

 牛も人も知らない者は最初は恐くて、疑って警戒するもの。人はそれを繕う術を持っているだけでみんな変わらないじゃんなんて少し安心しました。

 原井さんファミリーはいつも大忙し。

 普段はおもしろい事ばかり言うのに
 牛舎にいるときは本当に仕事人のオーラがある お父さん。

 小さな体で牛舎の仕事と家事を笑顔でこなす お母さん。

 一見優しそうで実は絶妙なツッコミの持ち主の お兄さん。

 友達のように接してくれた お姉さん。

 地域や親類の方々の結び付きが強いのにも驚きました。お祭りに行っても、買い物に行っても、いつも知り合いの方がたくさんいらっしゃいます。知らない人の方が少ない。東京ではどうだろうと考えました。

 忘れていけないのは原井さんファミリーのアイドル、チビです。

 正直、チビが牧場を翔ける姿で一番感動していたかもしれません。チビは私が会った犬の中で一番イイヤツだったし、一番羨ましい人生(犬生?)を送ってるよ。

 最後にあの子牛の名前を「ユキ」にしようと言って頂いた時、本当に嬉しかったです。東京に帰ってきて何人に自慢したことか・・・。ユキ気立ての良い子に育つのよ。

 帰る日、初日に言われた「慣れた頃が帰る頃だね」と言う言葉を本当に実感しました。

 今回、私が知った酪農とゆうものの魅力も、大変さも本当にほんの少しなんだと思います。

 でも「家族と一緒にいられる時間がすごく長い」とゆう魅力を発見できた事は大収穫だったと思っています。

 お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、大変お世話になりました。

 ありがとうございました。

追伸
 おばあちゃん、おいしい野菜をごちそうさまでした。
 摘みたてのミニトマトの味を忘れません。


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