酪農家になる方法

酪農体験とは？

酪農に興味がある方や、搾乳や子牛の授乳などの酪農体験をしたい方を受け入れています。

専門教育を受けた方でも、地域性の異なる現場をより深く知るために、いろいろな時期や場所を変えて体験することをおすすめします。
また、短期間の酪農体験も可能ですので、お気軽にお問い合わせフォームかお電話でご連絡ください。

ＪＡ職員から酪農家になる

ＪＡ職員から酪農経営者を目指すことも可能です。

酪農ヘルパーとは？

1年365日働く酪農家の代わりに搾乳作業や牛舎の掃除、餌やり、子牛の哺乳など酪農家に代わって乳牛の世話をする人のことをいいます。

家族旅行や怪我や病気で働けないとき、冠婚葬祭などで休みを取得するときに酪農ヘルパーに牧場作業を頼むことで休日を過ごすことが出来ます。

そこでＪＡ道東あさひでは、子会社ASAHIサポートセンターや、道東あさひ酪農ヘルパー利用組合などを中心として、ヘルパーの育成、利用を推進しています。酪農ヘルパーは酪農経営にゆとりをもたらす、かかせない存在です。

コントラクターとは？

酪農家の代わりに牧草への肥料散布や収穫作業を行ってくれる人たちのことをいいます。

牛に食べさせる牧草は年2回6月と8月に2週間から3週間程度もかけて収穫しています。
高性能な機械を持っているコントラクターがこの収穫作業を行うと短期間で完了します。さらに栄養価の高い適期の牧草を収穫することで牛の健康管理にも貢献します

株式会社ASAHIサポートセンターではコントラクター事業を運営しており、酪農家の労働負担軽減や良質な牧草サイレージを収穫すべく作業を担っています。

別海町研修牧場とは？

酪農経営に必要な知識、技術修得を図るため、地域の営農実態に即した研修を実施しています。
研修期間は原則3年です。
※ただし、酪農経験がある又は力量の程度により研修期間を調整（短縮）

1年目：基礎知識・技術の修得期間
2年目：基礎知識・技術の反復及び応用技術の養成期間
3年目：経営技術養成及び就農準備期間

ＪＡとの打ち合わせ内容

1. 就農場所の選定

就農可能な場所（離農跡地など）を実際に見学して頂いて、自分が思い描く施設や飼養形態など最も適した場所を選定します。
最近は第三者継承という方法も増えてきており、諸事情により離農をされる酪農家の方から牛舎施設や機械、乳牛などを購入して新規就農する方法もあります。

2. 投資計画や経営計画の立案、補助・資金借り入れの申請

安定した経営を行うために投資及び経営計画を策定して頂きます。
その後、計画の達成が可能か否かの審査をＪＡにて行います。
審査承認後は、各種補助事業の申請や開業資金調達に向けて資金手続き等を進めます。

3. 就農に向けて牛舎施設や機械の補改修や乳牛の導入